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It is possible that carnosic acid originated from rosemary should prevent the aggravation of COVID-19.
ローズマリー由来のカルノシン酸(CA)は多様な生理作用を有しています。
ウイルス粒子の気道上皮細胞への結合を抑制することの他に、重症化を抑制する可能性があります。
新型コロナのウイルスは肺胞の上皮で感染が成立すると、活性酸素を産生します。
→ → この活性酸素がマクロファージのNLRP3を活性化し、
→ → サイトカインストームを引き起こす。
→ → これがさらに肺胞上皮に障害を及ぼし、
→ → さらに強くNLRP3を活性化する。
CAはこの産生された活性酸素を抑制することで、NLRP3を抑制できるのです。
これはカルノシン酸の優れた能力である『マスター調節因子Nrf2の活性化』に関係しています。
Nrf2を活性化すると活性酸素を下げることができるという事がポイントとなります。
カルノシン酸を添加すると活性酸素を抑制して、NLRP3が有意に抑制されることが細胞レベルの実験で実証されています。
Satoh T, Trudler D, Oh CK, Lipton SA. Potential Therapeutic Use of the Rosemary Diterpene Carnosic Acid for Alzheimer's Disease, Parkinson's Disease, and Long-COVID through NRF2 Activation to Counteract the NLRP3 Inflammasome. Antioxidants (Basel). 2022 Jan 6;11(1):124.
アメリカの研究所が長年にわたりデータを蓄積。
今回、日本の研究者が参加したプロジェクトにより論文発表されました。
★ハーブ ローズマリーの可能性★
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